vfosterでは、おもに以下の活動を行っています。
1. 精神・発達障害などで働きづらさを抱える方の就労や雇用についての相談支援活動
● 企業実践アドバイザーチーム
vfosterでは、会員・賛助会員向けのサポートとして、就労支援や雇用の現場での困りごとに対する助言や研修等を行うための「企業実践アドバイザーチーム」を設けました。アドバイザーには、当会役員の企業経営者や企業人事経験者のほかに、精神科医や職業リハビリテーションに関する学識経験者、社会保険労務士などの専門職が名を連ねています。アドバイザーチームへの相談ごとについては、事務局までお問合せください。
● クラウド型日報システム「SPIS」のサービス提供
SPISは、精神・発達障害をはじめメンタルケアが必要な方の利用を想定したクラウド型の日報システムです。vfosterはSPISのサービス提供窓口として、システムの導入や運営についてさまざまなサポートを行っています。
2. 精神・発達障害などで働きづらさを抱える方の就労や雇用を促進する広報・啓発活動
● 公益財団法人JKAの公益事業振興補助事業
vfosterでは、公益財団法人JKAの公益事業振興補助事業の採択を受け、精神・発達障害などで働きづらさを抱える方の就労支援や雇用マネジメントのノウハウを啓発する活動を行っています。クラウド型日報システム「SPIS」は、そのノウハウを学ぶための実践ツールとしても活用されています。
・啓発セミナーの開催や啓発コンテンツの制作(動画、テキストなど)
・SPIS のOJTを提供(トライアル利用と運用アドバイス) など
● その他 啓発セミナーの開催や啓発資料の監修・編纂など
・「精神障がい者と家族のための市民公開講座」の共催
※ この市民公開講座は、当会と認定NPO法人地域精神保健福祉機構(COMHBO・コンボ)、公益社団法人全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)、一般社団法人日本うつ病センター、大塚製薬株式会社の共催により開催されています
・「みんなで理解しよう 合理的配慮 精神・発達障がい者と一緒に働く」ハンドブックの監修
※ このハンドブックは、現代けんこう出版 社から発行されています。
https://www.gendaikenko.co.jp/book/detail/391
3. 精神障害や発達障害のある方の就労や雇用を促進する関係者の連携交流事業
vfosterは、精神・発達障害などで働きづらさを抱える方を雇用または就労を支援する関係者が、それぞれの経験やノウハウを共有できる連携交流ネットワークの構築を目指しています。
● 「事例から学ぶ」ワークショップ事業
日本財団からの助成を受けて実施するこの事業では、企業経営者や人事・労務担当者などと支援機関や行政機関などで、学び合いと連携・交流を深めるワークショップを全国開催しています。ワークショップのプログラムでは、それぞれの実践報告の場と同時に、グループディスカッションの場を必ず設定し、参加者同士が情報や意見の交換を行い、交流を深められる工夫をしています。
● vfosterサロン
「サロン」と銘打ったこの活動は、数ヶ月に一度、東京と大阪で関係者が集まり、リラックスした雰囲気の中で、就労や生活の場で起きていることを情報交換できる場です。企業経営者や人事・労務担当者、支援機関、行政機関、医療機関、弁護士、社労士、研究者など参加者が多岐に渡ることにより、複合的で最新の知識を得られるのが、Vfosterサロンの特徴です。