「IPS 伴走型個別就労支援員 養成研修」 活動レポート

7月21日(火) 東京都産業貿易センター 浜松町館にて「IPS 伴走型個別就労支援員 養成研修」を開催しました。
障害者雇用における支援者側の課題として、「本人中心の支援がなかなか形にならない」「企業へのアプローチに苦手意識がある」「チーム支援がうまく機能しない」などの実態があります。そんな様々な現場課題を伴走型個別就労支援(IPS)の視点で解決したいとの思いでvfosterとJIPSAが共催で企画したものです。

○IPSとvfoster
IPSの詳細については、JIPSAのホームページを参照ください。( https://jipsa.jp/)
vfosterがIPSを紹介する理由ですが、職親活動は中小企業が中心なので即戦力で一緒に働いてくれる人を探しています。従って、本人の希望や長所にあった職場で働きながら必要なスキルを身に着けていくというIPSの考え方は職親活動とたいへん親和性があります。IPSモデルを忠実に実践するのは難しいかも知れませんが、それに近いやり方を職場で実践できればとの思いでvfosterとしてもIPSを学んでいます。もちろん、中小企業だけでなく、強みを生かして働きたい人材を採用したい大企業にも活用できるのではないかと考えています。

○行政も関心
また、行政も今後の障害者雇用における支援の一つの形として伴走型個別就労支援(IPS)の可能性に関心を示しており、研修では厚生労働省障害福祉課の荒井康平就労支援専門官から行政動向の説明を受けるとともに、午後には伊原事務次官が飛び入りで参加され、グループワークにも参加されるなどしました。

○研修内容
研修当日は、定員を大きく超える77名の参加者と講師など関係者を含めて約100名が集まり、会場は熱気にあふれ大いに盛り上がりました。
研修プログラムは、IPS概論から始まり各プログラムでIPS基礎を学ぶこと、そして個別事例の紹介やグループワークで実践的な学びや気づきを得るものでした。
特に、参加者がIPSに関心を持つ支援者(医療・就労支援・教育機関)だけでなく、企業からの参加も多く、グループワークなども含めて多方面から意見交換ができたことにより参加者の気づきにつながりました。
※本研修詳細は、添付チラシを参照ください。
※本研修の動画を作成中です。今後公開する予定です。
※昨年、50本以上のIPS学習動画を作成しています。IPSを体系的に学べます。事例も掲載していますので、是非ご覧ください。
JIPSAのYouTubeチャンネルはこちら

○参加者アンケート結果
参加者アンケートは、58件(参加者77名中)の回答がありました。
< 評価 >
・研修の全体評価として「期待通りの内容だった(4点満点)」: 3.53点
・各プログラム評価として「よく理解できた(4点満点)」: 3.40~3.70点(平均3.59点)と高評価でした。

< 研修終了後の感想を選択肢で聞いた結果 >

「IPS伴走型個別就労支援モデルの理解・習得ができた」「さらに深めた内容の研修を受けたい」という感想が多くありました。また、「自組織へのIPSモデルの導入に挑戦したくなった」という感想が17件あったことが特筆できる点です。

○今後の予定
vfosterならびにJIPSAとしては今回の研修に手ごたえを感じており、さらに伴走型個別就労支援(IPS)の考え方を広めていくために年度内にもう一度この研修会を開催していく予定です。今回参加できなかった方々、さらに理解を深めたいという方々など積極的に参加をお願いします。

IPS概要を説明の様子
JIPSAの中原さとみさん
 
熱心にグループワーク
伊原事務次官もグループワークに参加いただきました