京都府が運営している京都ジョブパークの障害者雇用支援部門である「はあとふるコーナー」と「京都障害者雇用企業サポートセンター」の職員を主な対象に、一般社団法人SPIS研究所と共同でSPIS研修会を実施しました。
その背景には以下の要因があります。
① 障害のある当事者支援を実施している「はあとふるコーナー」では定着支援のニーズが増えており、支援の質を向上させることが必要であること
② 企業支援を実施している「京都障害者雇用企業サポートセンター」では企業職場における定着課題が多様化しており、状況に応じた丁寧なマネジメント支援が必要となっていること
SPISはクラウド上で動作する日報システムで、そこに参加する関係者間の対話を促進するものです。このツールをうまく活用することで、障害のある当事者本人はもとより、全ての関係者が多くの気づきを得て行動を変えていくことができます。その結果、自己理解が深まり、支援の質を高め、ひいてはマネジメントが変化して職場の現場力が向上するという効果が見込めます。
具体的には3月26日に基礎編(参加者22名)、5月20日に応用編(参加者17名)を開催し、SPISの基礎と具体的な事例を通してSPISによる支援のあり方を学び、グループワークを通して様々な意見交換を実施しました。
京都ジョブパークの職員に加えてSPISユーザー企業・支援機関や導入検討している事業所の担当者もゲスト参加していただいた結果、研修会の内容としてはSPISにとどまらず広く就労支援に関して支援者側・企業側双方から現実を踏まえた課題提起や意見交換ができました。また、次回はSPISユーザー会も開催してほしいなどの意見もありました。
基礎編終了後に「はあとふるコーナー」とSPISユーザー企業の間でSPISによる定着支援を開始するなどの具体的な動きも出ています。vfosterとして、今後もSPIS研究所と連携を取りながら京都ジョブパークの活動を支援していきます。

会場の様子

講師のSPIS研究所 吉野敏博 さん